長期に及ぶ降雨や集中豪雨、防災の観点から、河川の濁度観測が重要視されています。
従来の濁度計測で一般的に行われていた「濁度平均値」では、得ることの出来なかった様々な情報をDTS-12が提供します。
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■1 回計測で100 データを取得1 回濁度を計測するとき、5 秒間で100 データ(=20Hz) 取得します。従来の濁度計と違い、この間の濁度を自動計算計測結果は100 データ中の中間値を、また同時に分散値(= ばらつき) を計測するため、粒度の違いによる濁度計測誤差を排除しました。初期降雨を求めるユーザーには待望の濁度センサーです。 ■光学系ドリフトが無い長期観測モデル1年間に2%以内と、驚異の光学系安定度を実現した「長期計測安定」。校正作業を伴わずメンテナンスが容易です。 ■高性能ワイパーが維持管理を軽減強力なワイパーと、ワイパーを掃除する溝が、付着物除去に威力を発揮維持管理が激減します。 ■受光波長特性が性能の鍵河川濁度計測で最も重要なものとして、受光波長特性があげられます。河川など、浅い水深下でS.S. を正確に計測するとき、波長がブロードであることは、濁度、S.S. の相関が全く取れない計測結果になります。880nm の受光フィルターを通過した散乱光濁度計測は、太陽光の影響を排除し、限りなく精度高い計測が可能です。DTS-12 の波長特性のすばらしさをご確認下さい。 ■幅広い光源が、安定した計測をサポート多項目計測機にある濁度センサーとは違い、計測する範囲が広いため、安定したデータを得ることが可能です。特に降雨時の粒度分布が一定でない高濁度時その違いを実感できます。 ■調整済み光学ヘッド現場でのメンテナンス作業を軽減するため、光学系ヘッドは校正済みです。現場での不意な破損時も、先端を簡単交換可能。欠測を最小限に抑えることが可能です。 |
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